チャイルドマインダーの認知度はまだまだ低く、チャイルドマインダーを募集している会社や団体というのは、まずないでしょう。
保育士の資格がないと、保育園で保育の仕事に就くというのはまず無理です。だからといって、チャイルドマインダーの資格では仕事ができないというわけではありません。
資格の名前に縛られず、保育関係の仕事を探してみましょう。
チャイルドマインダーの仕事内容と収入
保育士募集とあっても、必ずしも保育士の資格が必要ではない託児施設であったら、一度問合わせてみると、意外と大丈夫なことが多いです。個人で経営している託児所や、商業施設の託児所が有力です。
雇ってくれるところがないなら、自宅で子供を預かることもできます。少人数を対象にするチャイルドマインダーに向いている働き方です。自治体が主催する子育てサロンで、お母さんたちに助言するような仕事を頼まれる可能性もあります。
ほかには、保育の仕事がもらえそうなところに登録する、という方法もあります。登録制で保育の仕事ができそうなところというと、まず派遣会社です。
家事代行サービスの中にも保育の項目がありますから、家事代行サービスの会社に登録しておけば子供のいる家庭から保育を頼まれることもあります。保育に特化するなら自治体の運営するファミリーサポートがあります。
託児所で雇用される場合は、パートとして働くというのが多いので、時給にして1000円くらいが目安です。1日5時間働いて20日で10万円になり、そこから税金が引かれます。派遣会社や家事代行サービスも、時給1000円くらいが相場でしょう。
自治体によって差がありますが、ファミリーサポートでは定期的に仕事があることは少なく、まったく仕事がない時もあります。時給は800円くらいが相場で、送り迎えなどをする場合は交通費、食事を出す場合は食事代を別途請求できるというケースが多いです。
情報を登録しておくと、利用者の依頼の内容に合った人にセンターが保育を依頼するというのが一般的です。
資格のある人は優先される可能性が高いですから、チャイルドマインダーの資格を持っていることを伝えておきましょう。
自宅で1人で子供を預かるなら、子供の人数は2人までが現実的です。
2人預かって、保育園の通常保育と同じくらいの9時から5時までお世話をすると16000円で、20日だと32万円になります。光熱費や食費、おもちゃ代などそれなりに経費がかかり、責任は重くなりますがやりがいも増えます。
子育てサロンで講師や相談役を頼まれた場合の謝礼は、呼ぶ側の任意ですから、ボランティアで、報酬はなしという場合も多いです。
ただ、そういった場所に出向くことで資格の存在を認知してもらえるというメリットがあります。
チャイルドマインダーは、大勢を同時に預かる保育園などでは難しい、少人数の子供を手厚く保育するための資格です。
近年、待機児童が社会問題となっていますので、今後需要が増えることが予想されます。収入アップも望める資格だといえるでしょう。
子供のおすすめ資格
formieのチャイルドコーチングマイスターは初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてチャイルドコーチングを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめチャイルドコーチングの資格はこちら