認定子育てアドバイザーの試験概要と働き方


認定子育てアドバイザーの試験概要と働き方について

認定子育てアドバイザーの資格は、日本子育てアドバイザー協会が認定しています。
日本子育てアドバイザー協会が行っている認定子育てアドバイザーの講座には、初級と中級、上級があり、認定テストを受けるためには、初級から上級までの全課程を修了しなければなりません。渋谷と大阪、前橋に会場がありますが、遠方の人はeランニングで勉強する方法もあります。
認定されると、協会が派遣する施設に子育てアドバイザーとして出向くことがありますが、そのためには試験に合格した後、5日間のボランティア研修が必須となります。

認定子育てアドバイザーの仕事は、マタニティブルーになりやすい妊娠中から、心身が変化する思春期の子供を持つ親までを対象に適切な助言をすることです。
ひとりで悩み、育児ノイローゼやネグレストになってしまう前に、話を聴いてくれる人が必要です。身近に相談する人や助言してくれる人がいない人にとって、認定子育てアドバイザーはその役割を果たします。
認定子育てアドバイザーになってからの具体的な活動としては、保育所や企業、自治体の子育て支援施設に派遣され、そこで子育ての相談に乗ります。
インターネットの掲示板に寄せられた保護者からの育児の悩みに、文章で答える仕事もあります。ほかにも自分自身で地域のママたちに声をかけ、サークル活動を通じて悩み相談を受けるケースも考えられます。

アドバイザーとして活動する以外にも、認定子育てアドバイザーの資格が活かせる仕事はたくさんあります。
保育士や教師、看護師といった立場にいると、親から相談を受けることも多くなりますが、子供の教育やお世話をするプロであっても、その保護者のケアまで学んでいる人は少ないです。
相談を受けた時に適切に答えてあげるため、また自分自身がジレンマに陥らないためにも、認定子育てアドバイザーのスキルは役立ちます。
子供に関係するおもちゃや子供服を扱っている会社で販売員として働く際も、お客様から相談を受けることがあり、そこでも資格が活かせます。
企業側としても、子育てアドバイザーがいるお店というアピールポイントができるという背景もあって、資格取得を援助してくれる会社もあります。商業施設の託児所や、子育て支援の施設も資格が活かせる場所です。

子育てアドバイザーに求められるのは、人の話を聴くことが出来る、肯定的な考え方が出来る、言葉で優しい表現が出来るという3つのスキルです。
この3つのスキルは子育てだけではなく、職場などでの人間関係にも役立ちますので興味のある方、子どもが好きな方はぜひチャレンジしてみましょう。


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